ビルマ汁って?

益子町内に田町という地区があります。
この地区のごく一部の家庭では夏になると、出てくる定番メニュー、ビルマ汁。

ビルマ汁の歴史は、1945年の終戦の年まで遡ります。
当時、太平洋戦争で出征された「もおかや」の先代飯塚潤一さんが、戦地ビルマ(現ミャンマー)で食べたスープの味がとても美味かったと忘れられず、終戦帰国後、当時の日本で手に入る材料で当時のビルマで食べた味を再現したのが始まりです。
その味を近所の方々に伝え、長年、田町自治会では、夏の家庭料理として、食卓に並んでおりました。

赤々に熟したトマト、夏野菜の代表格ナスやインゲン、地元産のジャガイモやニンジンをぶつ切りにし、和風だしで煮込みます。トウガラシで辛味を出し、カレー粉で風味を付け、出汁のきいた熱々で辛味のあるスープは後を引く美味しさです。
汗だくになりながらすするビルマ汁は、知っている者にとっては、夏になると思いだす一杯です。

ビルマ汁推進活動

長年、田町自治会で食べられてきたビルマ汁が、近年、田町自治会以外の益子町内でも知られ始めてきました。
そんな中、田町自治会の奥様たちで結成された、「田町なでしこ会」が中心となり、ビルマ汁を各地で振る舞い、町内で講習会を開き、ビルマ汁本来の味と伝統を守り、そして、益子町商工会青年部では、町内外のイベント等でビルマ汁を販売し、ビルマ汁推進の活動を行っております。
また、益子町商工会では、こういった地元の盛り上がりを考慮し、味を守り観光産業の「食」の目玉に育てていこうとビルマ汁の商標登録を取得いたしました。

ビルマ汁店舗型キャンペーン

益子町商工会青年部では、ビルマ汁を観光産業の目玉とするべく、町内の飲食店で、ビルマ汁を取り扱ってもらう試みを行っております。
この試みは、ビルマ汁店舗型キャンペーンと銘打ち、夏料理であるビルマ汁を期間限定にて、町内飲食店で販売し、ビルマ汁を広めると共に、ノボリ旗やポスター、各メディアで告知、広告を行い、益子町や町内の飲食店への集客を狙ったキャンペーンです。
お店によっては洋風であったり、冷製であったり、さらに麺のつけ汁、パンやご飯の付け合わせのスープとして、様々なアレンジや工夫がなされています。

このキャンペーンに先立ち、2014年5月には、同年のビルマ汁販売解禁セレモニーとして、ビルマ汁まつりと食べ始め式を行い、多くの方に無料でビルマ汁をふるまいました。

夏になったら是非益子町でビルマ汁をどうぞ。

※ビルマ汁を販売するためには、田町なでしこ会と商工会が主催するビルマ汁講習会を受けて頂く必要がございます。

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監修・問い合わせ:益子町商工会  イベント、店舗型キャンペーン:益子町商工会青年部  ビルマ汁講習:田町なでしこ会  発祥の地:もおか屋

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